suzuki314   東京下町  leathercraft

ゴムのりやボンドを瓶に上手に小分けして保管・長持ちさせる方法【ココロネ革教室・ゴムのり】

アバター
WRITER
 
ゴムのり・ボンドを瓶に小分けする







この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
東京の下町で、日々革ものづくり。 工業用ミシンで仕立てる革バッグデザイン教室・レザークラフトワークショップをおこなっています。サブカル目線での研究・考察が好き。

ゴムのりをガラス瓶に小分けするのが好きなココロネ革教室の鈴木です。

 

レザークラフトでは天然ゴムのり・合成ゴム系接着剤や酢酸ビニール樹脂系ボンド(木工用ボンド)を使用し、革と革/布/芯材などを接着します。

 

あれ?もう缶の中のゴムのりが固まってきちゃった・・・
最後まで使い切ったことがないな・・・

このようにお思いの方が多いのではないでしょうか?

 

酢酸ビニール樹脂系水溶性ボンド(木工用ボンド)は主成分が水のため乾燥が緩やかで、容器の口まわりにカピカピに固まったボンドが気になるくらいかな?と思います。
(もちろん成分の配分により、固まるスピードは商品それぞれに特徴はあります)

 

それに対してゴムのりは、いざ作業するぞ!という時にゴムのり全体がもったりしていると、う~ん。伸びが悪くて使いにくい。作業に対するモチベーションが下がっちゃう・・・

 

そんなことが無いように、

・現在、ゴムのり・合成ゴム系ボンドを直接丸缶のままお使いの方
・瓶に小分けするけど、いつもボンドがたれて困っちゃうという方

 

ゴムのり・合成ゴム系ボンドを簡単・上手に瓶に小分けする方法を動画を交えてお伝えいたします。

 

あまりに単純で「えっ!?たったそれだけ?」こんな言葉が出てしまうかもしれません( *´艸`)

 

*酢酸ビニール系ボンドを小分けする時は紙(出来れば撥水、でも丈夫そうな紙なら何でもOKかと!)をくるっとしたもので移すのが良いと思います。イメージはホイップクリーム?
今回は、「ゴムのり」のみにフォーカスしますね。

 

ゴムのりを小分けする理由

 

まず最初にイメージしやすいように固有名詞を出します。

天然ゴムのり・合成ゴム系接着剤

  • ブルドッグ印のゴムのり
  • スリーダイン
  • サイカプレーン
  • Tボンド
  • ECOゴムのり
  • ボンドG17 などなど

今回はこのようなボンドを、以下便宜上「ゴムのり」と表記させていただきます。
一般的に手に入りやすい商品の名前を出しましたので、この中に普段お使いのゴムのりがあったのではないでしょうか?

さて、小分けの理由ですが2つ。

 

ゴムのりを瓶に小分けする理由:その1

ゴムのりはトルエンなどの揮発しやすい成分が含まれているため、空気に触れるとどんどん揮発が進みます。(揮発がないと接着剤成分が働かないため、揮発自体はとても重要!)

よ~く見ると、ゴムのりが揮発している時、周りの空気がゆらゆら蜃気楼の様に見えることがありますね。

空気に触れる回数をいかに抑えるか、揮発のスピードを緩めることがゴムのりを長持ちさせる鍵となります。缶のふたをヨイショと開けて、ついつい作業中は開けっ放し。これですと、最後まで使い切るのはたいへんです。

 

 

ゴムのりを瓶に小分けする理由:その2

2つ目の理由は、単純に缶に入ったままだと使いにくくないでしょうか?

 

小さめのゴムのりでも、缶の容量は200mlほどあります。
そうなると、缶の高さ(深さ)のせいで、のリヘラを自由に動かすことが難しいと私は感じます。

ゴムのりの量が少なくなるにつれ、奥までのりヘラを入れることになり、何かの拍子にパタッと缶を倒してしまったり・・・私は何度かありますね(>_<)

大きくて丸い密封度が低いふたも揮発しやすい要因の一つです。

 

四角い缶(1.5リットル~)ですと、そもそも小分けしないと使いにくいですよね。
ふたの形状が、ねじ蓋やローヤルキャップ(真ん中押し込み開閉蓋)のため缶の密封度は高いです。

(意外と知られていない!?ゴムのりや塗料缶のローヤルキャップの開け方・閉め方は?
も、近日公開します。)

 

ゴムのり・合成ゴム系ボンド

 

空気に触れる回数・時間を少なくするため。
使い勝手を良くするため。

ゴムのりを瓶に小分けすることをおすすめします。

 

瓶の種類と小分けのコツ

 

ビンは、金属スクリューキャップ式のガラス瓶をご用意ください。

 

容量は100~150ml
口の大きさはのりヘラ40ミリがスッと入る50~60ミリがおすすめです。

 

ちなみに金属ツイストキャップ式ですと(ものにもよりますが)ほんの少し密封性が劣るのと、閉める時にちゃんと確認しないと、斜めのまま半端に閉めてしまうことがあるんです。

使用に問題はありませんので、一度ご自身でその違いを比べてみるのも良いかと思います。

 

*スクリューキャップ→ピクルスや薬の瓶の使用(密封度高)

*ツイストキャップ→ジャムやつくだ煮の瓶に使用(開けやすい)

 

さて、ここからは小分けの方法。

 

ゴムのりをこぼさない小分けのコツは

瓶のふたを手に取り、ゴムのりをすり切るように瓶の中へスライドさせる。

 

・・・ちょっと言葉では???ですよね。
1分程の動画を用意しましたので、よろしければご覧下さい。

 

 

 

これが、蓋を利用せずに、ただ缶から瓶へ移そうとすると、トロ~っとしたゴムのりがたれて、缶のふちや瓶・机にこぼれてしまうことがあるんですよね。

 

たったこれだけ「瓶のふたですり切る」作業でストレスフリーになるので、ぜひ一度試していただきたいです!

 

まとめ

 

・ゴムのりを小分けすることによって、結果的に長持ちさせることができます。
・おおもとの缶に入っているゴムのりの揮発を緩やかにする事が出来るためですね。

・自身が選んだ使い勝手が良い瓶を使用することで、作業効率が良くなります。

 

 

あっ、いくら瓶に小分けしたからといって瓶のふたを開けっ放しにしては、ダメですよ~(;´・ω・)

 

ゴムのり使用中はすぐ蓋をのせる。間が空くならふたを閉める。1日の作業が終わって保管する時はしっかり蓋を閉める

こまめに缶から瓶へ補充し、常にベストコンディションのゴムのりの使用を心掛ける。

 

これが当たり前のように身につくといいですね!

 

 

それでも、どんどん固くなっていくのがゴムのりの、しょうがないところ。

そんな時は、接着剤用溶剤(トルエンなど)で薄めましょう。でも、その配分って?溶剤を入れたら混ぜてもいいの?一晩おかなきゃダメ?

今度はゴムのりを接着剤用溶剤で薄めることに関して、一緒に考えてみましょう。

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
東京の下町で、日々革ものづくり。 工業用ミシンで仕立てる革バッグデザイン教室・レザークラフトワークショップをおこなっています。サブカル目線での研究・考察が好き。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ココロネ革教室 , 2019 All Rights Reserved.